特集―ストレスレスなひと 特集 - 2018.05.17 鳥越 俊太郎 今回はジャーナリストの鳥越俊太郎さんが登場。2005 年の大腸がん発覚から肺と肝臓への転移という壮絶な闘病生活と 4 回の手術を乗り越えた鳥越さん。 寛解した現在の生活は元気そのもの。美しいロマンスグレーと堂々たる体躯は、とても 78 歳とは思えないほど若々しい印象です。一方でがん治療や闘 病における不安や恐怖は、計り知れないものがあるはずです。これまでストレスとどう向き合ってきたのでしょうか。そこには鳥越さんならではの意外 な答えが待っていました。 とりごえ・しゅんたろう_1940 年 3 月 13 日生まれ。福岡県出身のジャーナリスト。京都大学文学部を卒業後、毎日新聞社 に入社。その後さまざまな支局を経て、88 年より雑誌『サンデー毎日』の編集長に就任。毎日新聞退社後はジャーナリスト として、書籍を執筆しつつ、ニュース番組のキャスターやコメンテーター、ラジオパーソナリティとして幅広く活躍している。 PROFILE Photo: MARIKO TOSA Text: KEI OSAWA Edit: F.M.J. magazine ストレスレス ® チェアは長時間の リラックスに最適。シックな黒の見 た目も気に入りました。 ─ ご自宅でリラックスできる空間はどこですか? 一番はベッドですね。ベッドサイドにテーブルが あって、そこに薩摩の芋焼酎とアミノバリュー(栄 養ドリンク)が置いてあるのですが、寝る前に『焼 酎のアミノバリュー割り』を飲んで寝るという、 それが最高にリラックスなシチュエーションです ね。僕は夜中の 3 〜 4 時に目が覚めることが多い ので、そこから起きて食事をとって2〜3時間く らい DVD で映画を見て、もう一度寝るっていう生 活が多いです。睡眠は一度に6〜7時間とるとい うのではなく、2〜3時間を細かく分けてとるの が基本。あともう一つのリラックス空間は書斎。 本棚の前に大きな机とリクライニングチェアがあ るのですが、そこに座ってひたすらぼーっとする のが好きです。物を考えない時間は実にストレス 解消になります。 ─ そのリクライニングチェアに座って、何をして いるときがリラックスできますか? 読書もそうですが僕は趣味で俳句をやるので、 ぼーっとしながらそこに座って俳句を作ったりし ています。そのときはリラックスしていますね。 今回準備していただいたこのストレスレス ® チェ アもリラックスできそうで、良い俳句が浮かびそ うな気がします。取材が終わったら、改めてゆっ くり座らせてください(笑)。 ─ 鳥越さんは体を鍛えてらっしゃいますが、それ もリラックス方法の一つですか? そうですね。普段は「トータルワークアウト」(パー ソナルトレーニングを中心としたジム)に通って
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